ギターを始めた「きっかけ」なんて。。。

秋も近いので、教えている外部教室から「新しいプロフィール」的なものをリクエストされている。

「クラシックギターを始めたきっかけを含めて!」という条件だったので、あれこれ悩む。

ざっくりとまとめたのが以下。

僕はクラシックギターを弾きたくて始めたわけじゃありませんでした。そう、あれは小学5年の時でした。テレビで見た津軽三味線の巨匠高橋竹山の演奏で雷に打たれたような衝撃を受けた僕は母親に「あの楽器を習いたい」と言いました。

そして、母が探してきたのはクラシックギター教室。「似たようなものだから」と。中学生になって友人に指摘され違いに気づいたのでした。それでも音楽大好き、楽器大好き!になっていた僕はロックからフュージョン、パンクバンドまで雑食のエレキギター人生を歩み始めました。

大学生の頃、ホセ・ルイス・ゴンサレス先生の演奏会で2回目の「雷に打たれたような衝撃」。やっとクラシックギターの美しさに目覚めました。

音楽の根本は「人を衝き動かすパワー」です。そこには全音楽共通の基本理論があります。やるのであれば、徹底的に。自分の演奏が他人の人生を変えてしまうような「本当の技術」と「本当の表現理論」を身につけて欲しいと思って指導しております。

まあ、でもこれじゃあ、言葉に裏にあるものがわかるのかなあーと思って長めに書いてみたものをnoteにアップしておきました。

お時間ある方はお読みください。基本的に僕はレッスンの現場では「クラシックギターのスキル」「西洋クラシック音楽の表現」のみしか教えません。とは言えバックグラウンドには変なカオスがあるんです。またこれはいずれ詳しく話しますが、全音楽共通の「感覚」というものがあるんです。それがわかるとバロック以降からロマン派近現代までの表現理論がわかったくるんです。

何れにしても、結構こういうこと書くって勇気いりますよね。

最後は「クラシックギターって嫌い」って書いてますもんね 苦笑。

だから、僕の所にクラシックギター習いにくるひとは「きっかけ」なんてあってもなくてもいいんですよ。何か音楽をやりたい!っていう気持ちがあればやればいいんですから。

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